| No. |
詠み人 |
作品 |
| 1 |
あっぱく |
警報を 出さずに臭い(におい) すかしっぺ |
| 2 |
あっぱく |
靴音で 父の帰りが 分かる母 |
| 3 |
あのね |
この闇に しんしん踊る 雪の精 |
| 4 |
あのね |
エンジン音 私と他人 判る ワン |
| 5 |
あのね |
静寂の 事務所に響く 腹の虫 |
| 6 |
あのね |
見上げれば キラキラ歌う 星達が |
| 7 |
あのね |
あの頃に 流れる歌が 連れていく |
| 8 |
あのね |
心痛を 融かしてくれる この音色 |
| 9 |
岩茶 |
雑音に しか聞こえない 曲が好き |
| 10 |
岩茶 |
ポンポンと よい音出すは スイカ腹 |
| 11 |
岩茶 |
静寂の 夜中にギシと 何の音? |
| 12 |
あっぱく |
会議中 CMソングの 着メロが! |
| 13 |
海 |
雑音が 曲になったと 父が言い (失礼な(笑)) |
| 14 |
海 |
雨音の コーラス担当 カエルかな |
| 15 |
岩茶 |
オーディオの 違い分からぬ 音マニア |
| 16 |
岩茶 |
黒板の 爪あとを見て 鳥肌が |
| 17 |
庭師 |
打ち下ろし 心に響く かやの盤 |
| 18 |
庭師 |
安全を ハンマ―ひとつで 聞き分ける |
| 19 |
庭師 |
杵の音 今年が最後と逝った叔父 |
| 20 |
庭師 |
人形が 寂しかったと 帰りまつ |
| 21 |
くるめのおしん |
しらんぷり 人ごみの中 プーの音 |
| 22 |
くるめのおしん |
心の音 ピアノの音色で よみがえる |
| 23 |
ゆた坊 |
頑固者 アユの着メロ 威厳落ち |
| 24 |
くるめのおしん |
電車の中 着メロ鳴ると みなビクリ! |
| 25 |
あのね |
シュンシュンの 湯気のむこうで トントントン |
| 26 |
ハイライト |
ライオンが ほえて眠れぬ 雑魚寝部屋 |
| 27 |
ハイライト |
音痴だが 上司の歌で 笑えない |
| 28 |
ハイライト |
フォルテシモ まとめてしとく 咳払い |
| 29 |
ハイライト |
旅支度 いつも途中で 発車ベル |
| 30 |
あひる母 |
霜柱 春の足音 まだ遠い |
| 31 |
あひる母 |
久々の 雨音に覚め 冬の朝 |
| 32 |
庭師 |
散髪で 鋏みの音が 心地よい |
| 33 |
庭師 |
雨音に 首を傾げて ほほ緩む |
| 34 |
ええ一 |
命まで削られそうな歯科の椅子 |
| 35 |
ええ一 |
曲がってもまだ足音が付けてくる |
| 36 |
ええ一 |
母性ふつふつ 心音の二重奏 |
| 37 |
黒うさぎ |
わが娘なら音楽隣のは騒音 |
| 38 |
黒うさぎ |
隣室の音が気になり徹夜する |
| 39 |
黒うさぎ |
音洩れを気付かぬ一人よがりかな |
| 40 |
黒うさぎ |
蕾には春の音する木々の先 |
| 41 |
黒うさぎ |
川の音かすかに春の兆しあり |
| 42 |
黒うさぎ |
爆音を聞き機種当てるすごい耳 |
| 43 |
黒うさぎ |
音のない静かな夜の流れ星 |
| 44 |
黒うさぎ |
まないたの音に女房の機嫌知る |
| 45 |
黒うさぎ |
遠花火みっつ開いて音を聞く |
| 46 |
黒うさぎ |
波音を目覚ましに聞く旅の宿 |
| 47 |
わんために |
オークション 値が上がらずに 音を上げる |
| 48 |
ゆた坊 |
雪の夜の 聞こえぬ響き シンシンと |
| 49 |
佐藤 建一 |
静けさに聞き覚えある咳払い |
| 50 |
海 |
サイレンで ぞろぞろ集まる 魅力音 |
| 51 |
海 |
除夜の鐘 聖夜の鐘も 金が出る |
| 52 |
海 |
母の声 父のイビキと いい勝負 |
| 53 |
海 |
チャイムなり 恐怖の時間が やってくる |
| 54 |
海 |
静寂を 腹の一声 切り破り |
| 55 |
海 |
タンポポの 子供を見つけ 鼻(花)歌を |
| 56 |
庭師 |
干支のせい 音に怯える うさぎ年 |
| 57 |
庭師 |
音もなく 老いかけて来る スト―カ― |
| 58 |
あひる母 |
頑張れよ 木枯らしさんが 戸をたたく |
| 59 |
あひる母 |
もう朝か 朝刊配る バイク音 |
| 60 |
ハイライト |
親離れ 不協和音の反抗期 |
| 61 |
わんために |
「君の手が」聾者へ理解一過性 |
| 62 |
庭師 |
健脚と 走り関節 笑ている |
| 63 |
青磁 |
蚊の羽音 聞いて始まる 夏の夜 |
| 64 |
青磁 |
雨音で 出社拒否に なりかける |
| 65 |
青磁 |
夜の道 背後靴音 やり過ごす |
| 66 |
青磁 |
ベルの音 急いでないが 小走りに |
| 67 |
青磁 |
夜の海 波音聞くは ももの上 |
| 68 |
あのね |
土の中 春のメロディー 制作中 |
| 69 |
わんために |
風の音に忘れたる恋なつかしく |
| 70 |
わんために |
言われれば 音の世界は 住みにくく |
| 71 |
HORIHORI |
初デイト 靴音高く 歩き出し |
| 72 |
HORIHORI |
地球さえ 大きく溜息 波の音 |
| 73 |
HORIHORI |
お互いに 本音ですよと 嘘をつき |
| 74 |
HORIHORI |
ロボットの 足音静かに 新世紀 |
| 75 |
HORIHORI |
CMの癖に 大きな音 出すな! |
| 76 |
HORIHORI |
デジタルは 数字変われど 音はせず |
| 77 |
HORIHORI |
先頭は ヒタヒタヒタと 走り去り |
| 78 |
HORIHORI |
点滴は 音無く無常に 体内へ |
| 79 |
HORIHORI |
老いらくの 恋は音無き KISSをする |
| 80 |
ともぞう |
音だけで姿は見えぬ 蚊のやつめ |
| 81 |
ともぞう |
目覚ましを3つ使うが起きられず |
|