ロクハイイシナ
夜10時半ころ、のどママから電話があった。
普通だったらかけてこない時間。なんだなんだ。なにがあった。
マ「いまパソコン使える?」
のどさんが急に発熱したらしい。
ぱるくんが熱を出したときにもらった頓服を使おうと思ったが、適量がわからない。
ネットで調べたいところだが、のどママのところはもうみんな寝ている。
パソコンは寝室に置いてあるため、代わりに調べてほしいとのことだった。
あ「えっと…座薬、体重、子供…ってところかな…あ、薬の種類で量も違うみたいだよ。なんて薬?」
マ「アルピ…」
あ「え?なに?あるぴにん?…ヒットしないけど…」
マ「アルピニーだよ、ニー」
みんな寝ているため、のどママはえらく小声。聞き取りにくい。
こっちはこっちでパニくっちゃってて、ちっともそれらしいページが見つからない。
マ「じゃあさ、健康相談24で探してみて。前に電話したことあるんだ」
あ「健康相談にじゅうよん?…あ、たくさんヒットしたけど…いろいろあるよ」
マ「電話番号のってる?」
あ「0120-XXXX-XXってのがあった。でもこれっていろんな組合のがあるんじゃない?」
マ「ん~なんか違う。ゴロがあったんだよ。ロクハイイシナとかそんなん」
いかん。非常時だってのに、ツボに入ってしまった。
なんでここでそんな例えが出るかなぁ^^
マ「あ!ぱるくん起きた!ごめん、いったん切るね」
それから10分くらいしてやっと電話がかかってきた。
電話番号がみつかったので電話をかけ、座薬の適量がわかったとのこと。
のどさんは少し落ち着いたみたいなので、このまま様子を見ることにしたそうだ。
のどママの声もさっきより落ち着いたみたい。よかったよかった。
その電話番号につけられたゴロは…「ロクハイイシナ」とはまったく遠いものだった^^