酔っぱらい
今日は社長が忘年会だった。
いつにもましてベロベロに酔っぱらって帰ってきた社長。
廊下のカベにゴンゴンぶつかりながら歩いている。だいじょーぶか?おい。
社「よっぱらってんだよ~おれ~」
私「うん。わかってるよ」
社「なーんでこんなよっぱらってんだろ」
私「トシのせいでお酒に弱くなってたりするんじゃない?」
社「…そーんなサビシイこといわないでくれよぉ~」
あり?ちょっとヘコんじゃったっぽい。
ジョーダンのつもりだったんだけどな。ごめんごめん(^^;
社「つーかわかった。きもちなんだよ」
私「気持ち?」
社「なんかねぇ、酒にやられてんなーって思ってんだよ、いま。そう思っちゃったらダメなんだよ。前はぜんぜんそんなことなかったのに…」
私「今は酔ってるなーって自覚しちゃってるの?」
社「うん」
そーいえば昔はどんなに酔ってても「酔ってねぇ!」って言ってたっけな。
ねまきに着替えて居間に入ってきた社長。
自分でカップ麺を出してテーブルに置き、作ろうともせずゴロリと横になる。
私「食べないの?」
社「…そんな場合じゃねーんだよ…」
私「じゃあどんな場合?」
社「うーん…イチコロ?」
テレビのリモコンを渡してみたが、ちゃかちゃかモードには突入せず。
3秒で静かになった。なるほど…こりゃイチコロだわ(^^;
ここで寝られちゃ困るので、とりあえず起こす。
社「つーかなんでよっぱらってんのかわかったよ」
私「ん?なんで?」
社「ねぶそくなんだよ、おれ」
私「だったらもう寝なさい。ふとんで」
社長はまたゴンゴンぶつかりながら、歯を磨きに洗面所へ向かった。
そのうち、ちゃんと家まで帰ってこられなくなったりしないかと、ちょっと心配していたりする(^^;