ふとん屋
夕方、「近所のクリーニング屋」と名乗るひとが来た。
ご挨拶にまわっているとゆーのでドアを開けたら…某有名ふとん屋だった。
一人暮らしをしていたころ、同じ名のふとん屋が来たことがある。
えらいしつこくて馴れ馴れしくて、いやな思いをしたんだっけ。
あとから調べたら「偽物が横行している」とか「いや本物も悪徳だ」とか、とにかくあんまり評判のよくない業者だった。
「上の方にもお話聞いていただいたので」ってゆーからドア開けたんだけど、「あれ、ここって若い方もいらっしゃるんですね。びっくりしました」とか言ってやがった。
上の奥さんは若いぞ。いきなりうさんくさいじゃんかよ…
ついでに言うと、私はそんなに若くない。
ひとんちのふとん事情をあれこれと聞き、クリーニングをすすめてきた。
夕方にいきなり言われて出せるかってーの。
とりあえず「カゼひいて寝てたとこなんで出せません」とか言って断った(^^;
噂によれば、そのままクリーニングをお願いすると、「このふとんはもうダメだ」と言われて高いふとんを買わされるとか。
知り合いにも「強引にあがりこんできた」というひとがいたっけ。
それが偽物のことなのか本物のことなのかはわからないし、いま目の前にいるこのひとが偽物なのか本物なのかもわからない。
なるべくていねいに、でもキッパリとお断りするのが精一杯だった。
…おっかなかったよ…(T-T)