今日は川柳更新日
今回の川柳、投票対象のお題は「付」だったのだが、エントリ作品の中に「カスミソウ」を詠んだ作品があった。
かすみ草は主役になることがあまりなく「付録」といった意味で詠んだものと思われるが…。
実は私、「かすみ草だけの花束」をもらったことがある。
かすみ草って地味な花だけど、きっと抱えるほどの花束になったらキレイだと思うんだ。
欲しいなー。かすみ草だけで抱えるほどの花束…。
中学生の頃にそんな話をしていた記憶がある。
それを誰が聞いていたとか、誰に話したとか、そういうのは忘れてしまったが。
誕生日の朝、それを最初に見つけたのはあひる母だった。
玄関前に置かれていた「かすみ草だけ」の大きな花束。
「Happy Birthday !」とだけ書かれたカードが添えてあった。
誰からのプレゼントなのか、まったくわからない…。
今だったら「気持ち悪い」って思うところだけど、その時はドキドキして嬉しくて、「誰からだろうね」なんつって、あひる母と一緒に大はしゃぎした。
私のことを好きな男の子からのプレゼントかも…。
なんて思うともう、ドッキドキだったのだ。わはは。
「カスミソウ」を詠んだ作品を見て、そんなことを思い出してしまった。
で、誰からのプレゼントだったかというと…。
実は未だにわからないまま。
その花束を包んであった紙に近所の花屋の店名が書いてあったことが、唯一この想い出を安っぽくしているのだった。