あひるの小屋

日記のようなもの

2008年9月23日

ABUロボコン

高専ロボコンは毎年見てるのに、大学ロボコンはほとんど見ない私(^^;
放送はしてるけど高専ほど盛りあがってないような気がするんだよねぇ。
だからあんまりチェックしてなくて、いつも見逃しちゃうんだ。
でも今年は「放送あるよ~」ってメールをくれたひとがいて、せっかくだし見てみよう、ってな感じで見てみた。

今年のテーマは「ゴヴィンダ」。インドのお祭りにちなんだものらしい。
フィールド上のアイテムを取る、あるいは指定の位置に置くと得点になる。
カンタンに言うとそんな感じの競技(^^;

優勝候補は東京大学チーム。
ロボットもスゴイけど、それよりなにより戦略がスゴイ。
対戦相手の動きを徹底的に分析し、それに合わせたプログラムを走らせる。
なんと1000通りのプログラムを用意してるってーんだからスゴイ。

順調に勝ち進んできた東大は、準々決勝で豊橋技術科学大学と対戦。
スタート直後の妨害ロボット同士の対決は東大の勝ち。
しかし東大の手動ロボットから煙が出て、フィールドの外に出されてしまう。
豊橋は手動ロボットでどんどん得点を重ねていく。
もうこのまま豊橋勝利か…?と思われた、そのとき。
フィールド上で仕事を終えて止まっていたと思っていた東大の自動ロボットが、おもむろに動き始めたのだ。ひえぇぇぇ!
ホラー映画で殺人鬼から逃げ切ったと思って安心したら、うしろにいた!…そんな感じがして、思わずトリハダが立った(^^;

東大の自動ロボットが向かったのは、豊橋がアイテムを積み上げた場所。
これを一徹ばりにひっくり返してやろうという作戦らしい。
終盤でそう動くようにプログラムしてあったんだとか。…さすがだ。
しかし豊橋はすぐにこれに気づき、いま積んだばかりのアイテムを持ち上げる。
間一髪で東大ロボットの妨害をかわし、別の場所に移動して積み直した。

この東大との激戦を制した豊橋が、残りの対戦も勝ち進んで優勝。
いやぁ~スゴイ対戦だった。見ごたえがあった。

優勝した豊橋技術科学大学は、日本代表としてABUロボコンに出場。
今日はそのABUロボコンの放送があった。
豊橋は予選リーグを1勝1敗で決勝トーナメントに勝ち進み、決勝リーグでは準決勝でエジプトに敗れ、敗退。
届いているはずの部品がないとか、トラブルにも見舞われたみたいだけど。
でもタイとの対戦で見せた妨害ロボットの動きは見事だった。

日本以外の対戦はほとんど放送してくれなくて…残念。
でもわりと肉弾戦って感じのチームが多かったように思う。
あんなにロボット同士がぶつかり合うなんて、国内ではなかったよなぁ(^^;

正直なところ、東大がABUロボコンに出場していたら…と思わないでもない。
あの体当たりカクゴで突っ込んでくるロボットにどんな作戦をとっただろうか。

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