アイヌ文化公開講座
に行ってきた。
案内はもらっていたものの、これに参加するのは初めてだ。
麻雀がボツったので時間ができたし、行ってみようと思った。
びっくりしたことに、会場はほぼ満員。
人数制限があったので、ちょっと早めに行ってよかったと思った。
今回の講師はアイヌ工芸作家の女性だった。
アイヌ文化に対する思いや、生活とアイヌ文化の関わりなどいろいろな話が聞けた。
それほど話の上手な方ではなかったが、内容はとても興味深いものだった。
アイヌ文化について多少は知識がついていたので、話の内容はほぼ理解できた。
これが2年くらい前だったら、ついていくのが大変だったと思う。
なーんだ。勉強の成果出てるじゃん。と、ちょっと自己満足。
北海道で工芸品店をやっているそうで、観光客に「アイヌの人は何を食べて生活してるんですか?」と質問されたことがあるそうだ。
「クマやシカを捕って食べてるんですよ」と答えたら、その観光客は信じて帰ったという。
このくだりでは会場から笑いがこぼれたが、実際、2年前の私だったらこれを信じたかもしれない。
「日本語上手ですね」と言われたり、普段は民族衣装を着ていると思われていたり…。
アイヌのことをよく知らない人にしてみればまったく悪気のない言葉でも、これを「差別」だと受け取る人は少なくないらしい。
まぁ差別問題については私がここでちょこっと書ける程度の軽い話ではないだろう。
1時間半の講座だったが、あっという間に感じた。
直に話が聞けるってのはいいもんだね。いい勉強になった。