モンド名人戦
飯田プロの最後のテレビ対局となったモンド名人戦。
訃報を知って、飯田プロにはぜひ優勝してほしいと思っていた…が、決勝戦の第一戦で飯田プロはラスになってしまった。
トップが土田プロ、2着が新津プロ、3着が前原プロだった。
そして今夜放送になった第二戦。これが最終戦になる。
飯田プロは起家スタートで、こまかく稼いでトップに立った。
さらにトップをのばし、飯田プロの持ち点は6万点を超えたが、土田プロが2着につけていて、この順位を落とさないと優勝に届かない。
南3局、新津プロの連荘により土田プロが3着に落ちた。
さらにラスにまで順位を落とし、そしてオーラス。
前原プロの連荘により、トップは飯田プロで変わらずだが、2着に前原プロが上がり、3着は新津プロ、ラスが土田プロとなった。
オーラスにきて、第一戦の結果とは見事に逆の順位。
これは…全員に優勝の目があるってことか!すっげー!
テレビ対局でこんな熱いオーラスを見るのは初めてかもしんない。
もうなんでもアガれば優勝という飯田プロ。
しかし前原プロが粘りを見せ、じわじわと追い上げる。
そして…飯田プロがアガって優勝を決めた!
最後は土田プロからのフリコミだった。
対戦後のインタビューは短めで、飯田プロがメインのものだった。
ってか飯田プロのコメントしか放送されなかった。
そのぶん闘牌の場面が長めの編集になってたっぽい。
飯田プロの「精魂尽き果てた」というコメントには涙が出た……
最後の半荘でも一発ツモやハイテイツモをビシッと決めていた飯田プロ。
この引きの強さは…さすが大魔神。
なんか軽い言い方になっちゃうけど、すんごいカッコよかった!
こんなに麻雀に愛されているひとはなかなかいない、って誰かが言ってた。
ホントにそうだよね…私もそう思う。