詐欺電話
母ちゃんのところにアヤシイ電話がかかってきたそうだ。
男「ミナコおばさん?」(仮名)
母「あ、シゲちゃん?」(仮名)
甥…つまり私のイトコだと思い込んだ母ちゃんはうっかり名前を言ってしまい、近くまで行くのであとで寄ってもいいかと聞かれ、OKしたそうだ。
電話を切ったあと、なんとなく違和感があったので調べてみると、通知してきた番号はシゲの電話番号ではなかった。
すぐにシゲに電話して聞いてみたところ、電話はかけていないと言われた。
シ「それきっとオレオレ詐欺だよ。警察に言った方がいいよ」
なにかしらのトラブルがあって行けなくなったとか言って、友人が行くからお金を渡してくれっていうやつだ、とシゲに言われたらしい。
気味が悪くなった母ちゃんが警察に通報しようかどうしようか迷っているところにまたさっきの男から電話がかかってきた。
母「さっき電話くれた方ですか?」
男「シゲです」
用事が入ったので今日はダメになったとウソをつき、電話を切った。
コイツがシゲではないとわかったのでいきなり口調を変えてしまった。
こっちが疑ってることがバレたかもしれない…と母ちゃんは言っていた。
ここで母ちゃんは私に電話をかけ、ここまでの話を説明してくれた。
母「警察に言った方がいいのかしら」
私「そうだね…とりあえずこんな電話がありましたって通報した方がいいかも」
そして母ちゃんは警察に電話した。
相手の男が通知してきた番号を伝えると、同様の通報が何件もあったらしい。
証拠としてその番号が電話機に表示されているところを写真に撮りたいとのことで、これから警察のひとが来るのよーって私に電話をかけてきた。
来たらまず本当に警察のひとかどうかを確認しなさい、と言っておいた。
そして警察のひとが来て、電話機の写真を撮り、資料などをくれていろいろな詐欺の手口などを教えてもらったそうだ。
電話番号や名前など個人情報が漏れているのはどうにもならないとのこと。
すぐに甥御さんに電話して確認したのは素晴らしいとほめてもらったらしい^^
それと明日また電話がかかってくるかもしれないので気をつけるように言われたそうだ。
母「騙されないわね、私は。あんなので騙されるひといるのかしら」
私「いやギリギリだから。ってか最初は騙されてシゲとか言っちゃってんじゃんよ」
まーなんにしても被害がなくてよかった。またかかってくるかもしれないけど。
みなさんも気をつけてください。