しょっぱなにしては、思ったよりも作品が集まったので、ちょっとびっくりしています。ただ、投票が少ないため、結果はこんな感じになってしまいました。
1999年 第1期 「花粉症」
- エントリ期間
- 3/15~3/31
- 投票期間
- 4/1~4/30
第1期 受賞作品
金賞
いつの世も 春の近きを はなにしる
- 詠み人
- のりぞう法師
- 投票数
- 3
銀賞
(該当作品なし)
金賞以外の作品は、すべて投票数が1票でしたので、今回の銀賞作品はなしとさせていただきます。
佳作
おしゃれして 化粧もキメて マスクして
- 詠み人
- 岩茶
- 投票数
- 1
投票者からのコメント
私は男だからわからない部分ですね。
佳作
手鼻かむ 瞬間あの娘(こ)と 目があった
- 詠み人
- あっぱく
- 投票数
- 1
投票者からのコメント
わたしの実体験に基づいているかどうかはご想像にお任せします。
「鼻ほじる」と迷ったんですが、最近ではすたれてきた手鼻という
行為が気に入ったので、こっちにしました。でも手鼻だと鼻が赤く
ならなくって実用的だと思うんだけどなぁ・・・・
佳作
無視してた ティッシュ配りを 探す今
- 詠み人
- 岩茶
- 投票数
- 1
投票者からのコメント
ある日突然変わるもんです。
人間なんて・・・。
佳作
春ならば すべてのあなは ぬれぬれね
- 詠み人
- のりぞう法師
- 投票数
- 1
投票者からのコメント
春のミズミズしさ(?)を表した
非常に「あな」どれない一句!!
岩茶賞
杉ならば 自然破壊も かまわんぞ!
- 詠み人
- のりぞう法師
岩茶からのコメント
・ひねりが利いている
・風刺的である
・語呂がよい
作者の感性と性格がよく表現された一作である。
あひる賞
花粉症 お題かえたき 桜花
- 詠み人
- のりぞう法師
あひるからのコメント
エントリ期間はいつまでだよ、と言っているにもかかわらず、「もう飽きちまったよ、お題を変えて欲しい」と訴えてきたのりぞう法師。しかもそれを作品中に入れてくるとは思わなんだ。参りました。
パクリ賞
はなかんで あぁはなかんで はなかんで
- 詠み人
- あっぱく
あひるからのコメント
思いっきり堂々のパクリ作品。でも気持ちはこんな感じなんだろうなぁ。あひるは花粉症ではないので、実感がありませんが...。あの有名な芭蕉の句は、芭蕉本人が詠んだワケではないらしいよ。
第1期 エントリ作品
No. | 詠み人 | 作品 |
---|---|---|
1 | 岩茶 | 笑うけど キミに分かるか このつらさ |
2 | 岩茶 | 怒るけど オレにゃ分からん そのつらさ |
3 | のりぞう法師 | いつの世も 春の近きを はなにしる |
4 | のりぞう法師 | 杉ならば 自然破壊も かまわんぞ! |
5 | 岩茶 | 強盗か? メガネにマスクで 銀行へ |
6 | 岩茶 | 春だけさ ダニやカビより まだマシさ |
7 | 岩茶 | おしゃれして 化粧もキメて マスクして |
8 | のりぞう法師 | 春ならば すべてのあなは ぬれぬれね |
9 | 岩茶 | 無視してた ティッシュ配りを 探す今 |
10 | のりぞう法師 | 気がつけば ティッシュ無くなり ほい次だ |
11 | のりぞう法師 | 花粉症 北海道には ないんしょ |
12 | あっぱく | はなかんで あぁはなかんで はなかんで |
13 | あっぱく | 手鼻かむ 瞬間あの娘(こ)と 目があった |
14 | 岩茶 | 窓締めて 部屋にこもれば ダニやカビ |
15 | 岩茶 | 鼻かんだ ティッシュを広げて 見るオヤジ |
16 | のりぞう法師 | まだこない 今年の花粉と 僕の恋 |
17 | のりぞう法師 | なおりせば さらば岩茶 もう句(苦)はない |
18 | ともぞう | 気がつけば くしゃみとともに ときはすぎ |
19 | のりぞう法師 | 花粉症 お題かえたき 桜花 |
20 | あっぱく | 花粉症 エントリ終われど 鼻は垂れ |
投票者からのコメント
「花に知る」と「鼻に汁」をかけているのが読み取れる。
バツグン!
ユーミンの「5・7・5」に出してもいい線いくはず!(でも、こんなお題、ないか...)