あひるの小屋

カントリーサインの旅8

1出した役立たずは黙って寝とけ

函館港へ

幌延町」を次回に残して今回はこれで終了。あとは帰るだけ。というわけで函館へ向かう。帰りのフェリーは明朝なので今夜は函館泊。フェリーも宿も事前に予約してあるから安心^^

来た道を戻って木古内から海沿いを走る。茂辺地から函館江差道に乗って函館へ。宿に到着したのは夜7時くらいだったかな。

宿にチェックインしたあと夕食を調達しに外へ出る。最終日函館の夜はお寿司と決めていた^^ 前にも行ったことのある回転寿司「函太郎」でテイクアウトし、宿に戻って部屋で食べる。

函太郎 宇賀浦本店
寿司テイクアウト

ホッキうまっ!あまくてジュワー!

ホントだ!うま!ホッキ優勝だな

そんなこんなで今夜は函館で一泊。あぁもう明日は帰るのか…早いなぁ。もうちょっとこっちで楽しんでいたい~

朝、道南で記録的大雨というニュース。今金、熊石、木古内…ぜんぶ昨日通ってきたところで、なんとなくちょっと複雑な気持ちになる。

宿を出たのは7時20分くらい。外はどしゃ降り

どしゃ降りの函館市街地

そして本州は猛暑らしい。

帰りたくねぇ~!

こっちの涼しさに慣れちゃったもんね

帰らないわけにはいかないのでフェリーターミナルへ向かう。途中コンビニで朝食を調達し、フェリーターミナルの乗船待機場所に車を停めて車内で食べる。

乗船開始まではまだ時間があるけど外は雨なので出たくない。車内でそのまま待っていると1羽のカモメ(ウミネコかも?)が近づいてきた。

カモメ先生、来たよ

あホントだ

さっきまで前の車のあたりにいたんだ。社長の話ではもっと前の方からだんだん近づいてきたらしい。車を1台1台チェックしてる風に見えるのがなんともツボで。「よーし、異常なーし」とか言ってるみたいな^^

カモメ先生

うちの車もチェックし終わったようで、カモメ先生は後ろの車の方へ移動していった。雨の中ごくろうさまです!

大函丸
大函丸

帰りのフェリーは津軽海峡フェリー「大函丸」。引退したばあゆの航路はこの大函丸が引き継いだんだね。この船も今年デビューしたばかりらしく、外は雨でよくわからなかったけど中はすっごいキレイだった。

9:10、定刻どおりに函館港出港。悪天候で揺れるんでないかと心配してたけどほとんど揺れなかった。そして定刻10:40に大間港入港。大間もどしゃ降りだ。

どしゃ降りの大間市街地 国道279号線

車のラジオから大雨のニュースが流れてくる。東北と北海道の豪雨は半日で平年の1ヵ月分の雨量を上回ったとか。そして高速道路や一般道の通行止め、鉄道の運休、土砂崩れ、床下床上浸水などなど、あちこちで大雨の影響や被害も出ているらしい。

これまでに経験したことのないような大雨に警戒してください

大変なことになってんじゃん

この道もヤバイかも。うかうかしてると通行止めになるかも

とにかく先へ進む。昼前には道南での大雨のピークは過ぎたらしい。でも東北北部はまだまだ猛烈な雨が降り続いている。

私たちが本州に渡ったから…?

うん(笑)

なんか私が道南から雨を連れてきたみたいでないのよー!ってそんな冗談言って笑ってる場合じゃないクラスの豪雨だよこれはぁー!

道の駅のレストランで昼食を済ませ、東北道に乗る。どこから乗ったのかは覚えてないんだけどとにかく乗った。しばらく走っていると、紫波ICから花巻IC間が雨のため通行止めという案内があった。

マジかぁー!まいったな…

ひとまず矢巾PAに入って通行止めが解除されるまでやり過ごすことにしようとしたんだけど、みんな考えることは同じようで入り口のずーっと手前から大渋滞。とても入れそうにない。しかたなく先へ進む。

しかし紫波ICの手前でビタッと停滞。高速道路を降りることもできない。みんな解除待ちで停まっているのか、下の道も雨で通れなくなってて降りられないのか、状況はわからないけれどまったく動かないのでそのまま待つしかなさそう。

午後6時すぎ、ようやく車が動きはじめた。通行止めは解除されたっぽい。動けず待っていたのは1時間か2時間か…私は寝ちゃってたのでよくわからない。気がついたら走り出してた(^^;

そのあとは途中で何度か休憩を入れつつ、自宅に到着したのは10日の午前2時半くらいだった。

<だいたいのルート>
知内町字湯の里(道の駅「しりうち」)
(国道228号線)
北斗市茂辺地
(道道1167号線)
北斗茂辺地IC
函館江差自動車道
北斗追分IC
(国道227号線・国道5号線)
函館(宿)
(国道5号線・国道227号線)
函館港
移動距離:約66.1km