カントリーサインの旅7
ルール変えたってゆるくないまずは中標津町へ


写真↑は前回の最後に引いた「中標津町」。今回は八戸―苫小牧間フェリーを利用することにしたので、北海道上陸は苫小牧からとなる。
出発は午前7時。常磐道、磐越道、東北道を使って、午後5時くらいに八戸港に到着。フェリー出港は22:00なので、仮眠をとったり食事したりしながら時間をつぶす。


今回乗船するのは川崎近海汽船「べが」。これに乗るのはたぶん初めて。
出港時刻1時間前くらいに乗船開始のアナウンスがあり、フェリー内へ。2等ザコ寝部屋にスペースを確保してすぐ社長は浴室に向かった。出航前にフロ入っちゃおうという作戦だ^^ 社長が戻ってきて今度は私が浴室へ。しかしめちゃめちゃ混んでてとても入れる状態ではなく、あきらめることにした。社長は強引に入ってシャワーだけ浴びてきたらしい。
22:00、定刻どおりに八戸港出港。
6:00、定刻どおりに苫小牧港入港。小雨が降っている。八戸では晴れてたんだけどねぇ~
ここでナビ子さんに目的地設定。中標津へ行くなら「開陽台」に行ってみようよということになり、そこを目的地にした。道東道で足寄まで行って、阿寒、弟子屈を通るルート。
コンビニで朝食を済ませ、いざ出発。ちょこっと走ったところでなぜか目的地までの距離が増えた。どゆこと?ナビ子さん(^^;
追分町ICから道東道に乗り十勝方面へ。雨はだんだんひどくなって霧も出てきた。

社 ずっと景色が変わらないな(笑)
あ 景色なんて、なーんにも見えないよ
社 昨日の天気をすこし分けろ。昨日は天気悪くてもいいのに
足寄から弟子屈へ。道の駅「摩周温泉」でちょこっと休憩。
社 ん?この道ショートカットになってそうだな。ちょうどいいや。行ってみよう
あ えっこれ何号線なの?町道?
社 ちょうどいい町道
社長が軽快にダジャレを飛ばす。しかし雨は止まない。むしろ容赦ない降りになってきた。


前回から通して65カ所目、中標津町に到着。初の根室支庁管内だ。
カントリーサインに描かれているのは中標津町のランドマークとも言われている「開陽台」。標高270mの丘にある展望台からは330度大パノラマの地平線を見ることができ、「地球が丸く見える展望台」として人気のスポットになっている。
次のカードはその開陽台に行ってから引くことにした。
社 たぶん行ってもダメだけどな。景色なにも見えないだろ
あ うん、あきらめるのも大事だと思うよ
社 ま、行くだけ行ってみよう
開陽台の駐車場に到着。展望台はこの上にあるはずなんだけど…

社 あっははは、ダメだこりゃ。上が見えねー
あ あっ…あきらめるのって大事…
社 まぁせっかく来たんだから上がってみようよ
階段の坂道を上がっていくと、ようやく展望台のある建物が姿を現した。


ほんの数メートル先が霞んでるんだもんなー
とりあえず展望館に入ってみる。

館内に貼ってあったポスター。展望台からはこんなに素晴らしい景色が見られるらしい。天気がよければねぇ~
どうせなんにも見えないので展望台には上がらず、売店で牛乳を買って飲む。ひとつ85円。

スッキリとして飲みやすく、でもしっかり味のある牛乳。おいしかった~^^
展望館を出て、駐車場の方を見おろす方向で写真を撮ってみた。

社 地球が白く見える開陽台
あ あははははホントだね。うまい!
ことごとく真っ白な景色。まぁこの天気ではしょうがないよね。ということで開陽台観光はおしまい。駐車場に戻ることにする。

- <だいたいのルート>
- 苫小牧西港
- (道道259号線 臨海北通)
- 苫小牧市沼ノ端
- (国道234号線)
- 追分町IC
- (道東自動車道)
- 足寄IC
- (国道242号線)
- 足寄
- (国道241号線・足寄峠)
- 弟子屈
- (町道・国道243号線)
- 標茶町虹別
- (道道885号線)
- 中標津町養老牛(カントリーサイン)
- (道道885号線・道道150号線・ミルクロード)
- 中標津町開陽(開陽台)
- 移動距離:約363km